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蕁麻疹がでる原因は血液?蕁麻疹の予防と治し方

最終更新日:2017/12/05 カテゴリー:ブログ
蕁麻疹

私は、長いあいだ蕁麻疹と共に生きています。
慢性蕁麻疹で、特に機械性蕁麻疹と呼ばれる接触や刺激による蕁麻疹に悩まされています。
蕁麻疹は付き合い方がわかるだけでかなり楽になるのですが、今回は蕁麻疹の原因を探り、そして私が蕁麻疹の治癒にたどり着いた蕁麻疹の治し方までをご紹介したいと思います。

蕁麻疹のでやすい人

蕁麻疹は、何かしらのアレルギーを持っている人が発症しやすいと言われています。
事実私も花粉症で、アレルギー性鼻炎持ちです。
しかも多形滲出性紅斑という蕁麻疹の進化系のような発疹も、体中にできた経験があります。

食物アレルギーでも蕁麻疹が出ることがあると思いますが、この場合は原因を特定して避けることが出来るので、今回は触れません。
どちらかと言えば原因不明で蕁麻疹が起こるタイプについて考えたいと思います。

蕁麻疹のできる原因を探る

蕁麻疹の医学的なことは検索すればすぐに出てきます。
実際、原因不明の蕁麻疹のうち、7割~8割はストレスが要因であると私は思っています。
現代社会で生きていれば、人間関係、仕事、食事、アルコール、お金、時間など、ストレスとなる要因は、手を伸ばせすぐそこにある時代です。
避けて通るほうが無理、と言えることばかりですよね。
医療サイトによくある「ストレスとなる原因を解消し…」という言葉、『できるなら言われる前にやってるよ』と言いたくなります。
ですから、非現実的なストレスの解消という治療方法は置いておいて、どうすれば蕁麻疹が出なくなるのかを考えてみます。

ではまずは、蕁麻疹がなぜでるのか原因から考えましょう。
蕁麻疹や湿疹は体の防衛反応とも言え、血液の中にある汚れや不要なものを排出しようとする反応です。
上記でも触れたような様々なストレスが要因で免疫機能に乱れが生じ、免疫機能が低下。
代謝の低下や悪玉菌の増加で血液を汚すことになります。
つまり血液に問題があるから蕁麻疹が出やすい環境になるのです。

また機械性蕁麻疹でもある私は、皮膚への物理的接触皮膚への刺激で蕁麻疹が発生します。
例えば、軽い擦り傷を負ったとしても、数分後には皮膚が盛り上がって蕁麻疹になってしまいます。
スーパーの袋を腕に引っ掛けていても蕁麻疹になります。
スーパーの袋で蕁麻疹
もっと言えば、椅子に座っている時に触れるお尻・太もも、背もたれにあたる背中、ズボンのゴムやベルトまわり、このあたりも蕁麻疹が良く出来るスポットです。

最初は小さい蕁麻疹が出来てなんとなく掻いてしまう → それが皮膚への刺激となり蕁麻疹を大きくしてしまう → さらに痒くなる → さらに掻く …
これのエンドレスです。
つまりは、自分で刺激を与えて蕁麻疹をひどくしてしまっているんです。
それではどのように蕁麻疹を治せばよいのか。

蕁麻疹の治し方

まず蕁麻疹が出ている現状でできることは「掻かない」こと。
これが最大の治療法です。
掻かなければ数時間のうちに消えてなくなるのも蕁麻疹の特徴です。
でも蕁麻疹の痒さは、なった人しか解らないと思いますが、ものすごく痒いですよね。

じゃぁどうやって乗り切るか?
それは少しでも「痒い!」と思ったらすぐ冷やす
かなり効果が高いのですが、外出時などは保冷剤など持ち歩けないですよね。
そういう場合は、即効性のある液体タイプの薬を使ってください。

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通常のムヒではなく、ムヒアルファEXが断然おすすめ。
これで掻かないことを徹底します。

女性特有の蕁麻疹ならペアメソッドがおすすめ。

次に強い刺激で、蕁麻疹が発生してしまった場合です。
不思議なのですが、強い刺激で蕁麻疹が出た時は、痒みよりも発疹が先行して出てきます。
しばらく時間が経ってから痒みが襲ってくるので、こういう時はステロイドが良く効きます。

【指定第2類医薬品】プレバリンα軟膏
ステロイドは15分~20分すると急速に効果が表れ、効果的に蕁麻疹を静めてくれます。
デメリットは皮膚に吸収されるまでの時間は効果が無いこと。
ですが上記のタイプの蕁麻疹であれば、痒くなるまで時間がありますので痒くなる前にステロイドが効き始めます。
これで蕁麻疹の痒みを治すことが出来ます。

蕁麻疹を発生させないために出来ること

蕁麻疹は、原因の中でも触れましたが血液をサラサラにすることで改善することが可能です。
その血液に一番関係していると言われているのは「腸内環境」
腸内環境を改善することで血液が綺麗になり、蕁麻疹も出にくくなるという治癒方法となります。

血液をサラサラにする為には、納豆などの発酵食品や、野菜などに含まれる酵素を積極的に摂取する必要があります。
ただし、野菜と言っても過熱してあると酵素は分解されてしまいますので、生で食べることにこだわらないといけません。
現代社会では「生野菜を食べる」という行為は、毎日スーパーに足を運んだり食べるために皮をむいたりカットしたりしなくてはならず、結構な努力が必要になりますよね。
そんな時間が無い!という人には、サプリで補うことをお勧めします。
野菜サプリの中でも価格が安く、手軽に続けられるのが、こちらのDHCのサプリ。

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60日分だとドラッグストアよりAmazonの方が安く、定期で購入することもできるので楽チン。
もちろん生野菜を食べられるときは野菜をモリモリ食べて、忙しいときにサプリを使い、上手く酵素の摂取をコントロールしていきましょう。

機械性蕁麻疹も根本治療は血液サラサラが必要ですが、現時点で蕁麻疹を発生させないためには、とにかく長時間同じ姿勢でいないことです。
小まめに立ち上がったり、椅子に腰かける位置を変えたりして、皮膚が接触する時間を減らしましょう。
あとは蒸れによっても蕁麻疹を引き起こすことがあります。
冬場であれば服を脱いで布団に入ったり、夏場では冷房だけではなく、扇風機を使って風通しを良くするなどの工夫で乗り切りましょう。

さぁいかがでしたでしょうか、蕁麻疹の原因と治し方。
食生活を見直したり睡眠の質を高める努力を合わせて行えば、完治まではさほど難しくないと思えたのではないでしょうか?
ご紹介した対処療法と根本治療を合わせてもらえれば、蕁麻疹自体を発生させない、ひどくしないという、日常生活に差し支えないレベルにすることは十分可能ですから、ぜひ蕁麻疹に悩んでいる方は試してみてもらえばと思います。

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