久保建英(くぼたけふさ)選手ついにJ1公式戦デビュー!そして初得点!
Takefusa Kubo J1 debut!
2017年5月3日YBCルヴァンカップ、FC東京対コンサドーレ札幌戦にて、ついにあの久保建英選手が15歳10ヵ月29日でJ1公式戦デビュー!
J1の選手相手にも物おじしないプレーを見せました!
久保建英選手のJリーグデビューはJ3戦
久保選手が初めてJの舞台に立ったのは、2016年11月5日J3リーグのAC長野パルセイロ戦。
もしスペインに残れていたとしてもスペインでは同年代との試合しか行えませんから、このJ3という舞台は大きな刺激になったことは間違いありません。
体格差・経験値のある年上相手にどれくらいできるか、というバロメーターにもなったはずです。
そして試合では、初出場と言うことで緊張していたなかでも随所に才能を見せる場面もありました。
ただ思うようにボールが出てこないところもあり、チームとしての連携面ではまだまだこれからでした。
それにしてもJ3というカテゴリーでも、久保選手が出場するとなるとすごい報道陣と記者の数。
観客から選手たちが見えなくなるほど。
こういうところ、マスコミは配慮してほしいですね。
あとで囲み取材とかできるわけですから。
そして翌シーズン(2017年)、J3第5節セレッソ大阪U-23戦にて初ゴールを決めました。
三人のマークを振り切り、角度の無いところからのゴールということで、これもまた大きな話題を集めました。
待ちに待ったJ1デビュー!
久保選手のJ1デビューは2017年5月3日に味の素スタジアムで行われたルヴァンカップ。
1週間ほど前から札幌戦にメンバー入りと言う情報は流れていたので、カップ戦の予選リーグにもかかわらず20,000人近い観客が集まりました。
アップするだけでこのメディアの集まり方。
注目度が高いのは分かりますが、プロのカメラマンが全員で同じ写真撮らなきゃいけないでしょうか?(笑)
さて試合がスタートして久保選手はベンチスタート。
スタメンではないことは想定していましたが、途中出場を果たしたのはなんと後半の66分。
デビュー戦だから5分くらいの出場かな、と思っていたので正直びっくりしました。
20分以上もプレーさせるということは、チームが大事な戦力として考えている証拠です。
実際プレーを見てみると、緊張しているような様子もなく、フリーになればドリブルを仕掛け、
自分で得たフリーキックを蹴るなど、堂々としたプレーぶり!
これは来年トップ帯同もありえるかもしれませんね。
試合後、サポーターへの挨拶に向かう久保選手を待ち受けるマスコミ。
日本代表での活躍
2017年5月、韓国で行われたU20ワールドカップ日本代表に、15歳(飛び級)で選出。
初戦となる南アフリカ戦の後半から途中出場し、ファーストタッチでFW小川へスルーパス。
決定的なチャンスを演出すると、後半27分にはMF堂安とのワンツーでゴールを演出しアシストを記録。
年齢の違う中でも、光るプレーを見せました。
2017年11月1日プロ契約
11月1日に1つ年上の平川怜選手と共にFC東京にてプロ契約。
公式戦デビューから半年、ついにFC東京トップチームへの合流を果たしました。
その4日後となる11月5日には、J3リーグガンバ大阪U-23戦の後半17分、途中交代ながらプロとなって初出場。
2分後の後半19分には、相手のクリアボールをダイレクトでシュート。
いきなり初ゴールを記録してみせました。
しかしチームは3-4で敗れ、勝利に導くことはできませんでした。
プロ契約後すぐにJ1リーグ戦デビュー
J1リーグのデビュー戦は、プロ契約後すぐの2017年11月26日のアウェイサンフレッチェ広島戦。
タイトルなどかかっていない消化試合だったものの、後半22分、永井に代わり攻撃的な2列目で出場しました。
アディショナルタイムには、敵に囲まれながらもシュートを狙うなど16歳とは思えないプレーを見せましたが、試合自体は1-2で敗戦。
体の大きいプロとの競り合いにはまだ厳しさが残るものの、ボールタッチの軟らかさは健在。
来季はベンチ入りの顔ぶれに定着するのではないかと思います。
2018年3月14日公式戦初ゴールを記録
2018年3月14日ホーム味の素スタジアムで行われた、ルヴァンカップ予選リーグ、アルビレックス新潟戦で後半途中出場。
後半31分、左サイドを敵に囲まれながらもドリブルで振り切って、左足一閃。
地を這うボールはサイドネットを揺らし、記念すべきトップチーム初ゴールを決め、サポーターに喜びを爆発させました。
結局この久保選手の得点が決勝点となり、2018シーズン公式戦初勝利をチームにもたらすという結果にも繋がりました。
またゴールだけでなく見事なスルーパスなどを見せるなど、中盤として存在感を発揮しました。