ラミネーターで会員証を作る方法
今回はラミネーターを使って会員証を作ってみたいと思います。
公共性の高い会員証を作るなら、綺麗なプラスチックカードにするべきなんですが、業者に発注しないといけないですし、かなりお金もかかります。
それに100枚単位で注文しなくてはいけないなど、あまり個人向けとは言えません。
ラミネーターを使えば、低予算で、十分綺麗な会員証を自分で作ることが可能です。
会員証を作るために用意するもの
ラミネーターで会員証を作ると言ってもペラペラな会員証ではなく、なるべくしっかりとした厚さの会員証を作りたいと思います。
その為に今回購入したラミネーターがこちら。
アイリスオーヤマ ラミネーター 省スペース A4 LTA42W
このラミネーターは厚さ150μに対応していて、しかも5000円以下で買えます。
2000円~3000円で買える安いラミネーターは、100μにしか対応していない場合が多いので注意してください。
・ラミネートフィルム
アイリスオーヤマ ラミネートフィルム 150μm A4 サイズ 100枚入 LZ-5A4100
ラミネーターと同じメーカーで厚さ150μのフィルム。
意外とフィルムの相性は大切なんです。
コーナーカッター「かどまるPRO」
サンスター文具 コーナーカッター かどまるPRO
ラミネートも切れるコーナーカッター。
切り取った会員証の角を丸くする優れもの。
あとはカッターと定規を用意しましょう。
ラミネーターを使った会員証の作り方
まず最初にラミネーターの電源を入れ、ヒーターを温めておきます。
今回は150μのラミネートフィルムに普通紙を挟みますので、Bの熱さまで温めます。
約6分で使用可能な状態になります。
ヒーターを温めている間に、デザインした会員証をインクジェットプリンタで印刷します。
普通紙で問題ありませんが、プリント品質は最高が良いかと思います。
印刷ができたら、ラミネートフィルムに印刷した普通紙を挟み込みます。
この時ラミネートフィルムの一番上(接着されている部分)まで、しっかりと紙を押し込みましょう。
ラミネーターの準備が整ったら、いよいよフィルムをラミネートしていきます。
差し込み口のガイドラインに沿って、ゆっくりとラミネートフィルムを挿入しましょう。
一定部分まで挿入すると、ラミネーターが自動的に吸い込んでいきますので、斜めに進まないよう、軽く支えながらラミネーターに送り込みます。
プリンターより少し遅いくらいのスピードで、徐々に奥から排出されてきます。
排出されてすぐはまだ熱いのですが、曲がったまま放置してしまうとその形で固まってしまいますので、すぐに平らなところへ移動して冷ましておきましょう。
熱が冷めたら、定規とカッターを用意してデザインの縁にそってカットしていきます。
この時プラスチック定規だとラミネートフィルムの上を滑りやすいので、すべらないカッティング定規を使うと上手くカットできます。
すべらないカッティング定規 30cm
会員証をカットし1枚ずつ切り離したら、最後に「かどまるPRO」を使ってエッジを丸くします。
角の丸の大きさはS・M・Lと選べるようになっています。
好みのサイズで構いませんが、名刺サイズであればSサイズがお勧めです。
ホッチキスを止めるようにグッと押し込むと、
このような綺麗な角丸になり、会員証の完成!
いかがでしたでしょうか?
家庭にインクジェットプリンターさえあれば、1万円もかけずに綺麗な会員証が作れちゃいます。
さらにもっと綺麗にしたいと思ったら、コート紙を使ったり、レーザープリンターを使うとグレードアップしますよ!
小規模店舗の会員証としても、バーコードを印刷して会員管理にも、十分利用できそうです!