トイレの壁に収納をDIY 壁厚収納で見た目スッキリ
トイレにはスプレーや掃除道具など細かいものが多いにもかかわらず、収納がありません。
トイレに収納があったら便利なのになぁ…と思うことがしばしば。
そこで今回は、トイレの壁の厚さを利用した「壁厚収納」をDIYで作ってみたいと思います。
1階のトイレの壁厚収納の作り方
1階のトイレは家族だけではなく、お客様も利用されるトイレとなりますから、消臭スプレーや除菌シートなどは見えないところに置いておきたいところ。
そこで1階トイレの収納テーマは「見えない収納」にすることです。
よって壁厚収納を作る場所は、下記写真のトイレットペーパーがある下に設置したいと思います。
ここなら立っても座ってもあまり目立ちませんよね。
そもそも壁厚収納とは何かと言うと、壁の厚みの部分で梁や柱の通っていない、いわば壁の中の空間となっている場所をへこまして収納を作る方法です。
ほとんど構造などには影響がありませんので、素人DIYでも十分リフォーム可能です。
今回は、トイレと階段の間にある壁側に施工しますが、基本的には家の内側にある壁ならどこでも施工することができます。
しかし、断熱材などが入っている外壁側の壁などには施工できませんので、事前に家の構造を把握してから施工するようにしましょう。
壁厚収納で準備するもの
壁厚収納を作るのに必要な道具をご紹介します。
まずは梁や柱を探すための「どこ太」です。
壁の中の柱や梁、空間を正確に見つけるにはこれが無いと始まりません。
決して「感」で穴あけしたりせずに、DIYだからこそ道具を使って正確に作業しましょう。
使い方は後述します。
次に必要なのが、石膏ボードを切る引き回し鋸。
主に石膏ボードをくり抜くために使用されます。
今回の壁厚収納を作る際にも大活躍します。
次は壁紙専用の糊。
一度剥がしたクロスを再度貼りつけるのに必要です。
普通の糊ではすぐ剥がれてしまうので、必ずクロス専用の糊を用意してください。
壁厚収納1箇所であれば、上記の専用のりで十分です。
そして電動ドリル。
木枠を組み立てることや、木枠を梁に固定する際に必要です。
ビスを手回しすることは大変な時間と力が必要となりますので、電動ドライバーを持っていない場合は必ず用意しておきましょう。。
最後に木枠を作る為の木材です。
木材はホームセンターで購入し、カットまで済ませてもらいましょう。
その他に細かいものとしては、
・カッター
・水平器
・メジャー
・ビス
・コーキング
・塗装用ペンキ
・塗装用刷毛
・えんぴつ
・消しゴム
などとなります。
ホームセンターや100均で揃えるのも良いですが、これだけ購入するなら、まとめてネットで注文した方が良いかもしれません。
トイレの壁厚収納の作り方
それでは、壁厚収納の作り方をご説明します。
まず最初は、どこ太の先端についているマグネットを壁にすべらしていきます。
するとマグネットが反応する箇所が出てくると思うので、そこに印をつけていきます。
マグネットが反応しているのは『釘』。
釘があるということは、そこに梁(柱)もあるということになりますので、柱のおおよその位置を把握することができます。
磁石がくっついたところに、えんぴつで丸を付けていきます。
次に柱の端っこを探すために、釘のあった位置から少し離れた位置にどこ太の針を差し込んでいきます。
途中で止まれば柱がまだあるということ、止まらなければ石膏ボードだけ(空間)となります。
これを繰り返し、柱の端がどこにあるのかを特定していきます。
写真はどこ太を壁に差し込んで、柱の端となる場所に線を引いたところです。
基本的に柱は縦に入っていますので、壁厚収納の横軸となる高さ(天と底)に関しては任意の位置で問題ありません。
(あまり高すぎるのも問題はあります。)
それでは鉛筆で付けた線に沿ってカッターを入れ、壁紙を剥がしていきましょう。
切れ目さえ入れれば壁紙は簡単に剥がれます。
剥がした壁紙は後で使用しますので、折らずに優しく扱ってください。
そして次に、引き回し鋸を使って石膏ボードを切っていきます。
角より下の位置から上下に振りながら押し込んでいくと、調度角のところで石膏ボードを貫通することができます。
なるべく壁紙を切らない様に、内側を通って切り落としていくのがコツです。
石膏ボードに穴があきました。
写真の穴の中、奥に見えるのが梁ですね。
写真では見えませんが、手前側にも梁が通っていて、左右に柱がある状態です。
この柱と柱の間にある空間が、壁厚収納になるということです。
穴を開けるときに梁と石膏ボードに段差ができてしまった場合や、線より内側に切ってしまった場所をやすりで整えていきます。
この作業が終わった時点で、正確な穴のサイズを計測し、ホームセンターで木材を調達すると良いかもしれません。
調達した木材を組み立てる前に、仮で穴に組み込んでみます。
この時点できつくてハマらない場合、縦幅なら石膏ボード側を調整、横幅なら木材を調整します。
調整が終わったら、木材を組み立てましょう。
木枠を作るために木材を四角く組み立てますが、ここで電動ドリルが必要になります。
木が割れないように、ドリルで下穴を作ってからビス止めしていきましょう。
組み立てが終わったら、なるべく塗装を行ってください。
劣化防止にもなります。
木の色のままで良い場合であっても、クリアーやニスを塗っておかないと変色・劣化の原因になりますので、塗装は必ず行いましょう。
木枠が出来上がったら、まずは先ほど剥がした壁紙を再度穴の奥(階段側の壁の裏)に貼りつけておきます。
壁紙専用の糊を塗って、あけた穴の奥の壁に貼っていきます。
多少厚く糊を塗っておくと、貼りつけた後、調整に動かすことができますよ。
もう少しでトイレの壁厚収納も完成です。
それでは作った木枠を石膏ボードの穴にはめ込んでいきましょう。
必ず当て木をして、木枠を壊さない様に押しこんでいきます。
奥までしっかりとはまったら、木枠と横にある梁をビスで固定します。
なるべく見にくい位置で固定すると良いでしょう。
そしていよいよ最後の作業です。
どんなに寸法通りに設計しても、写真のような隙間が生まれてしまいます。
こういった場所は、壁紙と同じ色のコーキング材を注入して隙間を埋めていきます。
コーキングにはジョイントコークという商品が有名です。
カラーラインナップも豊富で、プロのクロス屋さんも使用するものです。
隙間が埋まるとこんな感じ。
綺麗になりました。
木枠自体にも隙間があればコーキングで埋めてしまいましょう。
そして完成した壁厚収納がこちら。
見事に綺麗な壁厚収納が完成しました。
仕事の速い人なら3時間程度、素人でも準備が整っていれば半日で施工は完了します。
我が家ではスプレーや除菌シート、芳香剤のストックなどを置いて活用しています。
またアレンジとしては、突っ張り棒をかけてカーテンを付けてみたり、蝶番を使って扉を付けたり、引き出しレールを応用してスライドドアを付けたり、色々考えられると思います。
やってみると意外と簡単ですので、興味がある方はこの壁厚収納、ぜひDIYしてみてください!
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