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治らない胃痛と吐き気の治し方

最終更新日:2020/07/09 カテゴリー:ブログ
治らない胃痛

胃が痛くて吐き気もする、おまけに下痢も治らない…。
胃痛は痛みも強いですし、苦痛な病気の1つですよね。
基本的な原因は心身にストレスがかかって免疫が落ちている時に、刺激の強すぎるものを食べたり、コーヒーや油っこい物を食べることで胃痛を発症することがあります。
今回はそんな辛い胃痛を市販薬で治す方法についてご紹介します。

胃痛と胃炎とは

医学的な解説は他のサイトに任せるとしまして、胃痛の原因は、ほとんどの場合胃に炎症が起きていることが原因となります。
胃酸が出過ぎの時は、胃痛だけでなく熱いゲップが胸まで上がって来るのが特徴。
胃酸が出過ぎている状態なので、食事をすると一旦楽になる場合があります。

逆流性食道炎のような胃酸が食道などに逆流している場合は、炎症範囲が広がっていて、食事直後に吐き気を感じることがあります。
いずれにしても胃炎ということで、慢性にしろ急性にしろ、胃が炎症を起こしていることが全ての原因と考えられます。

胃炎の治し方

ここからは、辛い胃炎から胃を回復させる方法をご紹介します。
24時間あれば市販薬+食事療法で胃痛を回復させ、苦しい痛みから解放することが可能です。
(しかし2日目、3日目も傷みが変わらないのであれば胃炎ではない可能性がありますから、すぐに病院に行くようにしてください。)

まずは出過ぎている胃酸を止めるところから始めていきます。
胃酸がとまらないと胃の炎症も止まりませんので、最初は市販薬の出番です。

胃酸を抑制するにはH2ブロッカーが効果的で、有名な市販薬にはガスター10などがあります。

人間の体には、胃酸を分泌するためのスイッチが3つあります。
H2ブロッカーは、そのスイッチうち1つのスイッチを停止させる効果があり、結果的に胃酸の分泌量が減少します。
1/3を止めるだけなので、胃酸が全く出なくなるということではありません。

食事療法による胃痛の治し方

次に食事についてです。
まずは今から2食絶食してください。
つまり今が夕飯前なら、その夕食と明日の朝は食べない。
今が朝食後なら、昼食と夕食を絶食です。

胃を回復させるための期間ですから、お腹がすいたから「ちょっとだけ…」というのも駄目です。
水分はぬるま湯か、スポーツドリンクを薄めたもので補給しましょう。

そしてこの間はビオフェルミンなどの「整腸剤」を飲んで、腸内環境を改善させていきます。

いつも食事をしている時間と同じ時間に飲みましょう。
特に普段から胃腸が弱い方は、胃痛時だけでなく毎食後に飲み続けた方が効果的です。

また横になる時は右を下にして横になるようにしましょう。
右下には胃の出口があり、左上には胃の入り口がありますから、胃酸が逆流しないように右を下が鉄則となります。

2食絶食をしたら、3食目から食事を再開。
最初は胃に負担のかからない「クタクタに煮た素うどん」から食べ始めます。
軟らかいチルドのソフト麺がおすすめですが、コシが強い冷凍うどんしか無い場合は、最低でも15分以上煮るようにしましょう。
具材を入れてはいけません。
よく租借をしてゆっくり食べていきます。
そして食後のビオフェルミンも継続です。

この頃になると、食事をとっても胃痛はかなり楽になっているはずです。
胃炎も回復期に突入。
しかしまだ胃は試運転の状態ですから、決して一気に食事をしたり、油ものを食べたり、無理をしてはいけません。

特に甘いものは厳禁
甘いものは胃酸を多く分泌してしまうので、この期間は食べてはいけません。

胃が楽になってきてからの食事

2日目の食事は軟らかいうどん、もしくは8割がゆに切り替えていきます。
具材はどちらも卵1個程度ならOK。
また追加でヨーグルトなど、胃に負担のかからない食べ物も大丈夫です。
徐々に胃を慣らしていきましょう。

食事を摂れるようになったことで体力もかなり戻ってくるでしょうから、仕事や学業も普段通りこなせるレベルになっていると思います。
その後は、やわらかく煮た野菜やスープなどを追加しながら少しずつ食事を戻し、お粥も8割粥→5割粥→2割粥と水分を減らしていきましょう。

苦しかった胃痛から解放されたら、今後の予防方法について考えておきましょう。
胃痛が起きる前の自分を振り返ってみてください。
睡眠不足が続いていたとか、緊張するシーンが多かった、もしくは不摂生な食事をしていた…など胃痛に繋がる原因はありませんでしたか?

注意していてもこういった体に負担のかかる生活になってしまった時、胃痛の予防策として「食前胃腸薬」を常備することをおすすめします。
食前胃腸薬を飲んでおけば、なんとなく疲れているという時でも胃にかかる負担を和らげてくれますから、胃炎を予防するだけでなく疲労の回復を早めることができます。

バックや財布などに常備していつでも飲めるようにしておくと、胃炎だけでなく体調不良も予防することができます。
バランスの良い食事と共に、常に携帯しておきましょう。

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