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肩の臼癖癖で手術を受けるには

最終更新日:2020/10/07 カテゴリー:肩脱臼手術
脱臼した肩のレントゲン

今回は肩の脱臼ぐせを治すため手術を決意し、手術の予約をとるところまでの流れとなります。
前回までの脱臼の経緯を読んでいない方は、こちらの肩の脱臼癖(反復性脱臼)を治す方法からご覧ください。

肩の脱臼ぐせで手術を受けるためには

肩脱臼だけでなくどんな手術を受けるにしても、初めは総合病院など大病院への紹介状を貰う必要があります。
まずは町の整形外科を受診して、診察前の問診票に「手術を受けたいので紹介状がほしい」と明確に書きましょう。
どこの町でもそうだと思いますが、整形外科は老人たちの住処になっていますから、待ち時間は恐ろしく長くなります。
外出許可を得て、一度家に帰るくらいの時間的余裕が必要です。

町の整形外科で行うのは、問診とレントゲン撮影程度が一般的です。
骨の欠損や関節の剥離はレントゲンだけではわからないことが多いので、先生にはとにかく手術を受けたいと懇願しましょう。
大病院に行けば、必ず詳しい検査をすることになります。

紹介状を書いてもらえることになったら、各学会(肩学会)などに参加している有名な先生、スポーツの怪我に強い先生、内視鏡を得意とする病院など、評判の良い病院を紹介してもらってください。
これは一般市民ではわからない分野なので、率直に「肩で有名な先生や有名な病院をお願いします」と言えば良いと思います。

東京都内であれば、設備や環境の整った東京警察病院がおすすめです。

総合病院の予約や診察

紹介状を書いてもらったら、その病院に電話をして診察の予約を取ります。
紹介された先生の外来日は、曜日で決まっていることが多いので、事前に確認しておくことをおすすめします。

そして総合病院での外来診察日。
担当の先生と対面したら、これまでの経緯や肩の状況を(町医者で話さなかったようなことも)細かく説明します。
その後、肩の状態を詳しく調べるためにCT撮影を行うことになるかと思います。
このCTの結果によって、初めて正確な肩の状態を把握することができ、手術をするかしないかを先生が判断することになります。
ただ日常生活に支障が出ていると言えば、ほとんど手術という判断になると思います。

「手術をする」という運びになったら、その場で先生と手術日の相談となりますので、スケジュール帳などを持っていくと良いでしょう。

肩脱臼の手術が決まったら

手術の一週間前あたりに(初診とは別に)、手術前検査というものが行われます。
これは感染症の有無や、体が手術に耐えられるかどうかの検査です。
調べることは、
・採血
・採尿
・心電図
など。

この結果を受けて手術可能と判断されれば、次は麻酔科診察。
この麻酔科診察では、麻酔のリスクやアレルギー、またブロック注射の有無を確認されます。
麻酔のリスクに関する説明は重要なので、先生の話をよく聞いてメリット・デメリットをよく理解しましょう。

手術の内容やブロック注射の選択については、次の肩の脱臼手術についての記事でご紹介します。

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